エッ、お宝!?末廣酒造できき酒ごはん。
2007年 06月 13日
毎度ごひいきに有難うございます。酒ごはんコーディネーターの新倉ゴマでございます。
久々のアップです、お待たせしました。
前回に引き続き、会津若松編第4弾。末廣酒造さんの蔵見学の続きです。
こちらには色々な昔の道具類が展示されています。
昔々、末廣酒造さんは「ハカリ屋」さんもやって居りました…貴重な天秤。
これは液状のものを量る計量カップ?油もこれで量ったそうです。
確か実家の納屋に転がっていたなぁ~
左は一斗瓶。上にあるのは羽釜。
私も実家から持ち帰った60年ものの一升炊き羽釜を愛用しています。楽なんですよね~
暗くて分かり辛いですね…酒米を蒸すための和釜です。
生酛造りの際にこの「半切桶」に小分けにしてすり潰し作業を行います。
パネル写真は乙女達が再現している様子。
フラッシュが反射していますが、説明のパネル写真です。
桶にもいろいろ。桃桶って? 真上から見ると桃の形をしています…
桶のことではありません。中央の掻き寄せ棒。
「へら櫂」も要はかきまぜ棒…
醪を仕込む際に酵母が活発に発酵して泡が立ち、それがタンクから溢れ出るのを押さえるための機械。現在は泡なし酵母が開発されて、この苦労も減ったとか。
「麹室」は麹造りの部屋。雑菌をシャットアウトして温度・湿度を管理した中で作業が行われます。ちなみに一連の流れは「製麹」(せいぎく)と言われます。
漆塗りで高級感アリ。無造作にひっかけてある酒袋を何枚も使って醪を小分けにし、
ふねの中に敷き詰めて圧をかけて絞ります。
袋の重みだけで自然にふな口から出てくるお酒が「ふなくち」と呼ばれています。
昔はホーロータンクではなかったんですね。(当たり前。)
グッズいろいろ。
昔の濾過機。手作業で大変そう…
ものさしですね。よく見ると目盛りが付いています。
柿渋の専門店があるんですね~
渋に酒袋用の布を浸して乾かすと、圧力にも耐えられる丈夫な酒袋が作れるとのこと。
ステンレスの樽。近未来的な…?
これもハカリの一種?容量が決まっているのでしょうか。
ここからは、建物内の見学です。
天皇家に献上のお品も拝見させて頂きました。
某テレビ番組で鑑定して頂いたこともあるとか。
其の一、「松平容保」公の書。
其の二、「徳川慶喜」公の書。
其の三、会津若松と言えば!ドクター「野口英世」の書。
しかも、ご本人まさにこの部屋で写真撮影されていらっしゃるんですね。
末廣酒造さん縁の超、超有名な偉人のお写真。
お顔の辺りが黒くなっているのは、見学の方々がドクターを指差すからだそうで…
いやはや、博物館かと思いましたね。貴重な品々有難うございました。
本当はもっともっとご紹介したいものもあったのですが、それは見学に行ってからの
お楽しみということで。
さあ、次回は第5弾です。まだまだ続きます。
どうぞ最後までお付き合い願います。ごひいきに。
恒例の宣伝も。「BBTV佐渡国」酒ごはん動画配信もどうぞ宜しくです。
それでは、次回までごきげんよう~~
久々のアップです、お待たせしました。
前回に引き続き、会津若松編第4弾。末廣酒造さんの蔵見学の続きです。
こちらには色々な昔の道具類が展示されています。
昔々、末廣酒造さんは「ハカリ屋」さんもやって居りました…貴重な天秤。
これは液状のものを量る計量カップ?油もこれで量ったそうです。
確か実家の納屋に転がっていたなぁ~
左は一斗瓶。上にあるのは羽釜。
私も実家から持ち帰った60年ものの一升炊き羽釜を愛用しています。楽なんですよね~
暗くて分かり辛いですね…酒米を蒸すための和釜です。
生酛造りの際にこの「半切桶」に小分けにしてすり潰し作業を行います。
パネル写真は乙女達が再現している様子。
フラッシュが反射していますが、説明のパネル写真です。
桶にもいろいろ。桃桶って? 真上から見ると桃の形をしています…
桶のことではありません。中央の掻き寄せ棒。
「へら櫂」も要はかきまぜ棒…
醪を仕込む際に酵母が活発に発酵して泡が立ち、それがタンクから溢れ出るのを押さえるための機械。現在は泡なし酵母が開発されて、この苦労も減ったとか。
「麹室」は麹造りの部屋。雑菌をシャットアウトして温度・湿度を管理した中で作業が行われます。ちなみに一連の流れは「製麹」(せいぎく)と言われます。
漆塗りで高級感アリ。無造作にひっかけてある酒袋を何枚も使って醪を小分けにし、
ふねの中に敷き詰めて圧をかけて絞ります。
袋の重みだけで自然にふな口から出てくるお酒が「ふなくち」と呼ばれています。
昔はホーロータンクではなかったんですね。(当たり前。)
グッズいろいろ。
昔の濾過機。手作業で大変そう…
ものさしですね。よく見ると目盛りが付いています。
柿渋の専門店があるんですね~
渋に酒袋用の布を浸して乾かすと、圧力にも耐えられる丈夫な酒袋が作れるとのこと。
ステンレスの樽。近未来的な…?
これもハカリの一種?容量が決まっているのでしょうか。
ここからは、建物内の見学です。
天皇家に献上のお品も拝見させて頂きました。
某テレビ番組で鑑定して頂いたこともあるとか。
其の一、「松平容保」公の書。
其の二、「徳川慶喜」公の書。
其の三、会津若松と言えば!ドクター「野口英世」の書。
しかも、ご本人まさにこの部屋で写真撮影されていらっしゃるんですね。
末廣酒造さん縁の超、超有名な偉人のお写真。
お顔の辺りが黒くなっているのは、見学の方々がドクターを指差すからだそうで…
いやはや、博物館かと思いましたね。貴重な品々有難うございました。
本当はもっともっとご紹介したいものもあったのですが、それは見学に行ってからの
お楽しみということで。
さあ、次回は第5弾です。まだまだ続きます。
どうぞ最後までお付き合い願います。ごひいきに。
恒例の宣伝も。「BBTV佐渡国」酒ごはん動画配信もどうぞ宜しくです。
それでは、次回までごきげんよう~~
by n_goma_n
| 2007-06-13 13:30
| 唎酒ごはん。