荻窪ドラマティコで、酒イタリアン。
2008年 11月 14日
毎度ごひいきに有難うございます。酒ごはんコーディネーターの新倉ごまでございます。
いつの間にか立冬も過ぎ、朝夕は冷え込んできたこの頃です。
こんな季節はお鍋に燗酒!と、言いたいところですが。
今回は、イタリアンに日本酒というちょっと変わった酒イタリアンの会のご報告です。
青字はクリックでお入りください。荻窪駅西口から徒歩6~7分の閑静な場所にある隠れ家的なお店、
『リストランテ ドラマティコ』さん。
普段のメニューはこんな感じです。こちらはランチの前菜盛り合わせの一例。
若きオーナーシェフの重岡氏は料理だけではなく、ワインにも力を入れています。
色々なワインを勉強するために自ら現地に赴く努力家デス。
メインのジビエもシェフの得意分野。
と、思いきや。デザートも好評デス。
そろそろ本題に入ります…
重岡シェフも日本酒と合わせるのは初めて、ということで事前に試飲して頂きました。
メニューはこんな感じです。
今回は「雑賀」(和歌山県:九重雑賀)シリーズです。協賛頂きました!有難うございます。
元々、お酢の醸造元さんだけあって食中酒を意識されているため洋食にもよく合います。
更に偶然ですが、母校の服部学園の恩師中山先生と懇意にされているということで
中山先生にもお越し頂きました。ご無沙汰しています!(左の方です。右は雑賀社長です)
雑賀俊光社長は元プロボクサー。長身で容姿端麗で熱血という素敵な蔵元さんです。
まずは、前菜です。
新鮮な北海タコと白いかのタルタル小梅風味 自家漬けイクラとお手間とらせ酢のゼリー添え
:雑賀スパークリング梅酒
:雑賀スパークリング純米吟醸
九重雑賀さんのお酢を使ったゼリーは優しい味わいでした。
スパークリング梅酒に合わせて小梅を忍ばせています。瓶内二次発酵のシュワっと感と
プルっとしたゼリー感も楽しめました。
次に、松輪産秋鯖のマリネと野菜のピクルス 白バルサミコソース 和梨添え
:雑賀純米吟醸五百万石
白バルサミコの爽やかな酸味、ピクルスも。鯖も決して脂がきつくないので、すっきりとした
五百万石が抵抗なくスイスイ呑めました。
厨房ではスタッフの皆さんが黙々と…重岡シェフは一番奥の方です。
そしてお楽しみの手打ちパスタ。イカ墨を練りこんだタリオリーニ スルメイカのわた煮ソース
:雑賀山廃普通酒 錦郷
この組み合わせが一番皆さんの反応があったようです。お燗にした錦郷が見事にイカわた
とマッチングでした!蔵では蔵人さん達の晩酌用のお酒なんだそうです。
季節柄、きのこは外せません。舞茸の香りを再認識できたお料理。
オマール海老を詰めたラビオリ 天然舞茸のスープ仕立て
:雑賀純米吟醸山田錦
野趣ある天然舞茸の風味が山田錦の力強さと同調しました。お酒は室温でご提供。
今日はお燗番です。不慣れではありますが…ゴメンナサイ。
そしてメインです。手間もかかっています。
熊本産天然イノシシのロースト 秋田味噌と卵黄のソース 渋皮栗添え
:秋鹿生もと純米生原酒
(:雑賀山廃普通酒 錦郷)
シェフお得意のジビエです。味噌と卵黄とイノシシということで、本間のおじさんからアドバイス頂いた秋鹿です。開栓して2週間ほど常温で味を開かせたものです。
イノシシの野性味ある食感に負けないお酒でした。
アンコールがあったので、再度錦郷も急冷燗で登場です。こちらも大好評でした!
ここで。嬉しいサプライズが。
「竜馬四重奏」をプロデュースする阿南女史より、是非津軽三味線をご披露したいと
お声掛け頂きました。もう大歓迎デス。
メンバーのお一人、雅勝さん。
この為に津軽三味線も持参して頂きました。有難うございます!
岩に叩きつける荒波を思い起こさせるような、力強い津軽三味線の音色…
彼の背後に、冬の海に舞飛ぶ白い波の華が見えた気がしました。
会場内が静まりかえり、終わった途端に拍手喝采です。もちろんアンコールでした。
余韻に浸りながら、最後のデザートです。
温かいイチジクのパイ 赤ワインのジェラート添え
:秋鹿純米吟醸ふな口直汲み10年古酒
こちらも本間のおじさんにアドバイス頂いたお酒です。日本酒度がマイナス16という、日本酒
らしからぬお酒です。イチジクとジェラートの酸味甘味に調和しました。
今回のお酒達勢ぞろいデス。ご参加頂いた皆さま、雑賀社長有難うございました!
また是非、コラボお願いしたいです。ご興味ある方ご参加ください~
裏ブログも好評です。有難うございます!
それでは、次回までごきげんよう~
いつの間にか立冬も過ぎ、朝夕は冷え込んできたこの頃です。
こんな季節はお鍋に燗酒!と、言いたいところですが。
今回は、イタリアンに日本酒というちょっと変わった酒イタリアンの会のご報告です。
青字はクリックでお入りください。荻窪駅西口から徒歩6~7分の閑静な場所にある隠れ家的なお店、
『リストランテ ドラマティコ』さん。
普段のメニューはこんな感じです。こちらはランチの前菜盛り合わせの一例。
若きオーナーシェフの重岡氏は料理だけではなく、ワインにも力を入れています。
色々なワインを勉強するために自ら現地に赴く努力家デス。
メインのジビエもシェフの得意分野。
と、思いきや。デザートも好評デス。
そろそろ本題に入ります…
重岡シェフも日本酒と合わせるのは初めて、ということで事前に試飲して頂きました。
メニューはこんな感じです。
今回は「雑賀」(和歌山県:九重雑賀)シリーズです。協賛頂きました!有難うございます。
元々、お酢の醸造元さんだけあって食中酒を意識されているため洋食にもよく合います。
更に偶然ですが、母校の服部学園の恩師中山先生と懇意にされているということで
中山先生にもお越し頂きました。ご無沙汰しています!(左の方です。右は雑賀社長です)
雑賀俊光社長は元プロボクサー。長身で容姿端麗で熱血という素敵な蔵元さんです。
まずは、前菜です。
新鮮な北海タコと白いかのタルタル小梅風味 自家漬けイクラとお手間とらせ酢のゼリー添え
:雑賀スパークリング梅酒
:雑賀スパークリング純米吟醸
九重雑賀さんのお酢を使ったゼリーは優しい味わいでした。
スパークリング梅酒に合わせて小梅を忍ばせています。瓶内二次発酵のシュワっと感と
プルっとしたゼリー感も楽しめました。
次に、松輪産秋鯖のマリネと野菜のピクルス 白バルサミコソース 和梨添え
:雑賀純米吟醸五百万石
白バルサミコの爽やかな酸味、ピクルスも。鯖も決して脂がきつくないので、すっきりとした
五百万石が抵抗なくスイスイ呑めました。
厨房ではスタッフの皆さんが黙々と…重岡シェフは一番奥の方です。
そしてお楽しみの手打ちパスタ。イカ墨を練りこんだタリオリーニ スルメイカのわた煮ソース
:雑賀山廃普通酒 錦郷
この組み合わせが一番皆さんの反応があったようです。お燗にした錦郷が見事にイカわた
とマッチングでした!蔵では蔵人さん達の晩酌用のお酒なんだそうです。
季節柄、きのこは外せません。舞茸の香りを再認識できたお料理。
オマール海老を詰めたラビオリ 天然舞茸のスープ仕立て
:雑賀純米吟醸山田錦
野趣ある天然舞茸の風味が山田錦の力強さと同調しました。お酒は室温でご提供。
今日はお燗番です。不慣れではありますが…ゴメンナサイ。
そしてメインです。手間もかかっています。
熊本産天然イノシシのロースト 秋田味噌と卵黄のソース 渋皮栗添え
:秋鹿生もと純米生原酒
(:雑賀山廃普通酒 錦郷)
シェフお得意のジビエです。味噌と卵黄とイノシシということで、本間のおじさんからアドバイス頂いた秋鹿です。開栓して2週間ほど常温で味を開かせたものです。
イノシシの野性味ある食感に負けないお酒でした。
アンコールがあったので、再度錦郷も急冷燗で登場です。こちらも大好評でした!
ここで。嬉しいサプライズが。
「竜馬四重奏」をプロデュースする阿南女史より、是非津軽三味線をご披露したいと
お声掛け頂きました。もう大歓迎デス。
メンバーのお一人、雅勝さん。
この為に津軽三味線も持参して頂きました。有難うございます!
岩に叩きつける荒波を思い起こさせるような、力強い津軽三味線の音色…
彼の背後に、冬の海に舞飛ぶ白い波の華が見えた気がしました。
会場内が静まりかえり、終わった途端に拍手喝采です。もちろんアンコールでした。
余韻に浸りながら、最後のデザートです。
温かいイチジクのパイ 赤ワインのジェラート添え
:秋鹿純米吟醸ふな口直汲み10年古酒
こちらも本間のおじさんにアドバイス頂いたお酒です。日本酒度がマイナス16という、日本酒
らしからぬお酒です。イチジクとジェラートの酸味甘味に調和しました。
今回のお酒達勢ぞろいデス。ご参加頂いた皆さま、雑賀社長有難うございました!
また是非、コラボお願いしたいです。ご興味ある方ご参加ください~
裏ブログも好評です。有難うございます!
それでは、次回までごきげんよう~
by n_goma_n
| 2008-11-14 11:02
| 酒ごはんの会